2012年7月28日土曜日

蝉シャワー

梅雨が明けてから、今年も例年にもれずの猛暑。
一週間前までは、朝の8時くらいから細々と鳴いていた蝉も、今は早朝よりの大合唱。

当院は駅近のマンション内にありますが、敷地が広くて公園が3つもあり樹木も多くて、住環境は素晴らしいのです。
でも、高い木が多いために蝉の鳴き声がカシマシイ。

仕事場だけならまだ良いのですが、自宅にも高い木が多くて、早朝5時半頃から鳴き始めるのです(;一_一)
お陰で、すっかりの睡眠不足です~

聞けば、8月も猛暑とのこと。やれやれ~

睡眠不足は熱中症にも美容にも大敵!
オリンピックも観たいけど、ホドホドに。

少しでも寝て体力を温存しましょう!

2012年6月30日土曜日

友、遠方より来る


岩手県大船渡より親戚が来阪。
昨年の東北津波被害にあい、今は仮設住宅で再興を目指して奮闘中です。

一年前の今頃、岩手県に逢いに行った時も、元気で安心したのですが、
これからの生活の再興のメドがたっておらず、まだまだ心は空虚だったそうです。

震災から一年の月日を過ごすうちに、元の土地で踊りの稽古場を再建したいという想いが自然と湧きあがってきたようです。
彼女は日本舞踊の師匠なのですよ。

期限付きの仮設の店舗ですが、箱ものは国からの支援が出るとのこと。
稽古場と併設して、産直の品を置くスペースとカフェを造るそう。
カフェは、ボランティアに来てくれる人たちの休憩場所にしたいとのこと。
一過性ではなく、ボランティアが続いていることを知り、とても心が温かくなりました。

着実に歩み出している彼女に逢うことができて、すごく嬉しくて嬉しくて涙が出そう!


91歳を迎える伯母と三人で有馬温泉と奈良を巡りました。
人生初の人力車に乗って、浮御堂をバックに三人満面の笑顔。

長男には「女傑三人やなぁ…」と言われてしまいました(笑)

2012年6月15日金曜日

早起き


先日、三重県四日市での全日本鍼灸学会へ行ってきました。
金~日曜日の三日間だったのですが、私は日曜日だけの参加です。

実は、直前まで迷っていたのですが、思いきって4時半に起きました。
当院からは近鉄特急に乗れば2時間弱で四日市に到着です。
朝一から逆子治療の発表を聴き、いざメイン会場へ。

入場口で、卒業学校の先輩から声をかけられました。
恩師の先生や大学病院の先生方とも逢うことができ、近況報告ができて実り多い一日になりました。
外にも懐かしい先生にも逢うことができて、とてもハッピーでしたよ!

日常は忙しさにかまけて連絡を怠りがちになりますが、先生方と話をしたり発表を聴くと刺激を受けますね!

ワクワクしながら帰路に着きました。特急電車のシートに身を預けたとたん、急に睡魔が襲ってきます。知らぬ間に夢の中へ。

英気を養って、これからもガンバロウ!!

2012年3月31日土曜日

出逢い、そして別れ

今月で高槻にある大阪医科大学の麻酔科を辞めさせて頂くことになりました。
5年間の麻酔科外来での鍼灸治療は、痛みにアプローチできる鍼灸治療を目指している私にとって、とても有意義な経験でした。


大阪医大は、日本で鍼灸治療をいち早く取り入れた大学病院として新聞にも報道されるなど、ユニークな治療をしている病院です。
今でこそ、「麻酔=オペ時の麻酔」ではなくなりましたが、
疼痛を和らげるペインコントロールは、まだまだ歴史が浅いのです。

麻酔科外来では、痛みの原因が外傷なのか病気なのかを問わず、まず痛みを和らげることを目指しています。
大学病院に来院される患者さんの症状は様々です。
いち鍼灸院では、出会うことのない疾患の患者さんも鍼灸治療することができました。

まだまだ勉強することは山のようにあるのですが、我がままをいわせて頂きました。
これからは、奈良の治療院と高齢になった両親の介護に精を尽くしていきたいと思っています。

季節は旅立ちの時です。新たな気持ちで次のステップを歩んでいきますね。
桜の開花を待ちつつ、心を引き締めて…

2012年3月6日火曜日

ミーハーですが…


昔から密かにファンで、数少ない映画が出れば必ずチェックしているイッセー尾形さんの芝居を観て来ました。
最近は映画よりも芝居にはまっていますね。

学生時代は夜行バスに乗って東京に行き、早稲田小劇場や天井桟敷・赤テントを観て夜行バスで帰ってくるほど演劇好きだったのに、ここ暫く芝居から遠のき雑事に追われる日々。

三谷幸喜の舞台を観てから芝居好きの火が再炎してしまいました~
新春歌舞伎も含めると、今年は三回目の舞台。


イッセー尾形さんは舞台に出てくるだけで、クスッと笑ってしまうオーラあり。
どこにでもいる人物を、どこにでもあるシチュエーションを切り取って演じると秀逸です。
笑いのなかにも哀愁があり、でも決して涙は誘わせない。

私は昔から「泣き」の芝居は苦手です。
「泣き笑い」といいいますが、「笑い」はそれだけで「泣き」を包括しているのです。
ことさら「泣き」を入れられると、ちょっと辟易。「笑い」の根底に「哀」あり。

少々ひねくれた私ならではの自論なのですが…


今回は小松政夫さんとの二人芝居「小松政夫とイッセー尾形のびーめん生活」

どこまでが芝居で、どこからがアドリブなのか。
還暦を迎えたイッセー尾形と小松政夫の二人の世界に酔いしれました!

舞台終了後にサイン会があり、ミーハーな私はサインに握手に写真もお願いしました。

ん~ 幸せ~!!

2012年2月28日火曜日

写真展へ


大阪市立美術館へ写真展を観に行ってきました。
絵画展は何度か行ったことはありますが、写真展はお初です。

当院の患者さんが写真展を主催した「三軌会写真部」の会員で、チケットを頂きました。
写真や音楽などに造詣が深くて、いつも楽しくお話しさせて頂いている方です。
当院にも何枚か展示用に提供くださっています。


雪がちらつくほどの寒い日。
館内に足を踏み込むと、暖かくて身体が一気に解けていきます。

会場にはその方の姿が…
解説して頂きながらゆっくりと鑑賞。

優しい作品も素敵ですが、主張が明確で個性的な写真が私の好みのようです。

ご本人の写真は三枚で一つの作品です。
白黒で一見は優しいのですが、アンバランスでいて、崩れかけ一歩手前でバランスが取れているような不思議な世界。

観ている時よりも観終わった後に、残像のように心の奥底に焼き付いて離れないモノトーンの世界。
やはり強烈な個性ですね。

動画も楽しいけれど、写真は自分の心が投影できて素敵ですね。
すっかり魅せられました。

2012年2月24日金曜日

ランチにも…


当院からほど近い香芝市に、タムロールが有名なケーキ店「ステラリュヌ」があります。
パーキングが広くてアクセスしやすくてグッド。

バームクーヘンやマカロンも美味ですが、今日は小腹が空いたので、パンケーキをチョイス。ランチメニューにと勧められたのが、フワフワ玉子がトッピングされたパンケーキ。
見た目よりもボリュームがあって大満足!

あァ~!小腹を満たすつもりなのに、大腹を満たしてしまいました(笑)
美味しかった!!

ちなみに、「ステラリュヌ」のパティシエは、三田の小山ロールの「エスコヤマ」の小山氏とは懇意の仲だそうですよ。

2012年1月17日火曜日

二人芝居

先日、三谷幸喜が脚本と演出を手掛ける芝居「90ミニッツ」を観てきました。
西村雅彦と近藤芳正の二人が織りなす90分間のストーリー。

小道具は机と椅子に電話ぐらいで、休憩なしの90分を二人の掛け合いだけの芝居です。


さわりだけストーリーをご紹介。

西村雅彦扮する病院の整形外科副部長と、交通事故に合い重傷を負った9才の息子を持つ父親役の近藤芳正。
息子は重傷とはいうものの手術をすると助かる状態。
だが、実の父はある事情のために、輸血をしないオペを懇願。
輸血なしのオペは不可能と突っぱねる医者に対し、輸血を頑として受け入れないためにオペ承諾書のサインを拒む父親。

父親を説得する医者と拒み続ける父親の構図は、二人の立場と価値観の相違をあぶり出していきます。

電話は、二人がいる整形外科部長の部屋とサインがあればいつでも息子の手術ができるオペ室を結ぶ重要なアイテムです。
二人が攻防を繰りかえしている間にも、重傷の息子の命のともし火は徐々に消えかかっていきます。

価値観というのは共通項があるといいのですが、まったく交わらないパラレルの場合は非常に厄介です。

いよいよ猶予ならない段階まで達した時に、それぞれが下した決断はいかに…


途中は少々退屈した場面もありましたが、最後までラストが読めずにハラハラドキドキ。
三谷幸喜の世界を満喫した90分です。


濃密な時間を過ごした後はカカオが食べたい気分。
梅田のカカオショップで一休み。
身も心もホッとにとろけていきます。

幸せ!

2012年1月5日木曜日

仕事初め

新年明けましておめでとうございます。
今日から気持ちも新たに2012年の仕事初め。

今年は「初のもの」にトライしようと思い、元旦に大阪天満宮へ初詣でに行きました。
元旦はゆっくりして、二日か三日に出かけるのがいつものパターンだったのですが、
初めての元旦詣ででした。

人込みにもまれながらの初頼み。

お決まりのおみくじは「吉」

初体験としては、少々地味でしたが、お参りをすると気持ちがすっきりとするものですね。
たまには人込みにもまれるのも悪くないかも…と思うのは、ご利益の賜物でしょうか…

独りごちつつ、正月は静かに過ぎさりし。

さて、今年もガンバロウ!!
本年も宜しくお願いします。