2012年1月17日火曜日

二人芝居

先日、三谷幸喜が脚本と演出を手掛ける芝居「90ミニッツ」を観てきました。
西村雅彦と近藤芳正の二人が織りなす90分間のストーリー。

小道具は机と椅子に電話ぐらいで、休憩なしの90分を二人の掛け合いだけの芝居です。


さわりだけストーリーをご紹介。

西村雅彦扮する病院の整形外科副部長と、交通事故に合い重傷を負った9才の息子を持つ父親役の近藤芳正。
息子は重傷とはいうものの手術をすると助かる状態。
だが、実の父はある事情のために、輸血をしないオペを懇願。
輸血なしのオペは不可能と突っぱねる医者に対し、輸血を頑として受け入れないためにオペ承諾書のサインを拒む父親。

父親を説得する医者と拒み続ける父親の構図は、二人の立場と価値観の相違をあぶり出していきます。

電話は、二人がいる整形外科部長の部屋とサインがあればいつでも息子の手術ができるオペ室を結ぶ重要なアイテムです。
二人が攻防を繰りかえしている間にも、重傷の息子の命のともし火は徐々に消えかかっていきます。

価値観というのは共通項があるといいのですが、まったく交わらないパラレルの場合は非常に厄介です。

いよいよ猶予ならない段階まで達した時に、それぞれが下した決断はいかに…


途中は少々退屈した場面もありましたが、最後までラストが読めずにハラハラドキドキ。
三谷幸喜の世界を満喫した90分です。


濃密な時間を過ごした後はカカオが食べたい気分。
梅田のカカオショップで一休み。
身も心もホッとにとろけていきます。

幸せ!

2012年1月5日木曜日

仕事初め

新年明けましておめでとうございます。
今日から気持ちも新たに2012年の仕事初め。

今年は「初のもの」にトライしようと思い、元旦に大阪天満宮へ初詣でに行きました。
元旦はゆっくりして、二日か三日に出かけるのがいつものパターンだったのですが、
初めての元旦詣ででした。

人込みにもまれながらの初頼み。

お決まりのおみくじは「吉」

初体験としては、少々地味でしたが、お参りをすると気持ちがすっきりとするものですね。
たまには人込みにもまれるのも悪くないかも…と思うのは、ご利益の賜物でしょうか…

独りごちつつ、正月は静かに過ぎさりし。

さて、今年もガンバロウ!!
本年も宜しくお願いします。