今月で高槻にある大阪医科大学の麻酔科を辞めさせて頂くことになりました。
5年間の麻酔科外来での鍼灸治療は、痛みにアプローチできる鍼灸治療を目指している私にとって、とても有意義な経験でした。
大阪医大は、日本で鍼灸治療をいち早く取り入れた大学病院として新聞にも報道されるなど、ユニークな治療をしている病院です。
今でこそ、「麻酔=オペ時の麻酔」ではなくなりましたが、
疼痛を和らげるペインコントロールは、まだまだ歴史が浅いのです。
麻酔科外来では、痛みの原因が外傷なのか病気なのかを問わず、まず痛みを和らげることを目指しています。
大学病院に来院される患者さんの症状は様々です。
いち鍼灸院では、出会うことのない疾患の患者さんも鍼灸治療することができました。
まだまだ勉強することは山のようにあるのですが、我がままをいわせて頂きました。
これからは、奈良の治療院と高齢になった両親の介護に精を尽くしていきたいと思っています。
季節は旅立ちの時です。新たな気持ちで次のステップを歩んでいきますね。
桜の開花を待ちつつ、心を引き締めて…
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